2010/07/24

お客さんが「望む」サービスより、お客さんの「ためになる」サービスを:高齢者向けの「宅配」より「移動支援」

最近、大手スーパーやらコンビニやら
商店街が共同やらで
高齢者向けの宅配サービスをやってたりするけど、

俺はあれ反対。


どうしても動けない人には
必要なものだと思うけど、

予防介護の面から見ると
ちょっとどうかと思う。


「もー、毎日の買い物が大変でねぇ」
と言いつつも、

それが毎日の運動になってたりするし。


面倒でも、

自らの足で店に出向き

店の人と一言二言でも話をして

自らの判断で買うものを決め

自らの手で商品を持ち帰る。


この毎日の当たり前のような行動が

予防介護には大事。


どうしても重い荷物は持てない時だけ、商品を宅配だけしてもらう

どうしても遠くまでは歩いて行けない時だけ、移動支援サービスを使う

とか、どうしてもダメな部分だけ補完するサービスを使う、
っていう形にしないと、どんどん衰えが進んでしまう。


お客さんが便利なように、望むように、提供したサービスが、
必ずしもお客さんのためになっているとは限らない。

ってことは常に気にしていく必要があるんではなかろうか。

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